訴えかけるような強いまなざしが、見る者の想像力をかき立てる。今年の二科会写真部展に出品した「不安」は、福島市大波住吉神社で三匹獅子舞を奉納する女子児童の初々しい表情を切り取った。「斜光で立体感を演出し、あえて片方の目を隠すことで見せたいポイントに視線を誘導できた。人を振り向かせるアートな作品を撮りたい」。二科会写真部福島支部長を務める福島市の写真愛好家清野真紀子さん(74)は感性を磨き、シャッタ...
この記事は会員専用記事です
残り539文字(全文739文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。