東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た土壌を巡り、原子力規制委員会の放射線審議会は10日、放射性セシウム濃度が1キロ当たり8千ベクレル以下の土壌に限って再生利用し、周辺住民や作業者らが受ける年間追加被ばく線量を1ミリシーベルト以下とする環境省方針をおおむね了承した。同省は年度内に再生利用基準となる省令を策定し、2025年度以降、全国で再生利用の本格化を図る。 東京都内で会合を開き、同省が諮...
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