■従来の対策では限界 「気候変動による水災害リスクの増加で、これまでの治水対策だけでは流域を洪水から守り切ることはできない」。福島河川国道事務所などが5月に郡山市で開いた治水対策の説明会で、そんな考えが示された。 国などが試算した気候変動に伴う将来の降雨量によると、2040年までに平均気温が2度上昇した場合、降雨量は約1.1倍になり、河川の流量は約1.2倍に、洪水の発生頻度は約2倍になると想定して...
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