【環境考察/森の再生】CO2排出量を「相殺」、植樹や権利売買身近に浸透

2024/01/28 08:00

  • 有料記事
カラマツの苗木を植える郡山ザベリオ学園中の生徒=昨年11月、北塩原村

 「1人2本を植えてください」。雨が降る北塩原村のリゾート施設で昨年11月、郡山ザベリオ学園中(郡山市)の生徒がカラマツの苗木を植えていた。「大きく育ってほしい」。幼い木にそんな願いを込めた。■「見える化」推進 植樹は、県が本年度から始めたカーボンオフセット事業の一環だ。移動や観光などで排出される二酸化炭素(CO2)の量を計算式に当てはめて数値化し、その分を吸収する木を植えて相殺する。「CO2排出...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line