【3】大きくなくても売れる 陽と人社長・小林味愛

2018/08/08 08:20

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社名の「陽と人」には、太陽のような光で地域の人たちを照らすことができる存在になるという思いを込めた

 「東京って、普段に買う果物は大きいものよりも、程よく小さいものの方が好まれるんです」 福島の果樹農家は、桃にしてもリンゴや柿にしても大きい方が売れると思っているが、実際は全然違う。東京では、核家族も増えていて小ぶりの桃などのニーズが十分にある。 どういうものが売れるのか、首都圏のバイヤーと話していると「サイズが小さくて規格外になったものでも全部買いますよ」と言われる。そんな話を農家にすると、たい...

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