福島市出身の作曲家古関裕而が幼少期に愛した大福「矢の餅」が発売された。戦後すぐに販売元が閉店したため幻となっていたが、同市荒町の老舗菓子店「駒田屋本舗」が試行錯誤を繰り返して再現した。 手掛かりは50年以上前、63歳の古関がインタビューで語った餅屋の場所と大福の形状のみ。2月11日付本紙社会面で駒田屋本舗の取り組みを紹介し、情報提供を呼び掛けた。すると、餅屋が生家で古関と同窓の福島商高卒という...
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